双葉さんリクエスト(怖いけいお話)

1. 誰もいないはずの部屋ある一人暮らしの大学生の体験談です。ある日、彼が大学から帰宅すると、部屋の違和感に気づきました。引き出しが少し開いており、机の上のペン立ての位置が変わっています。「泥棒か?」と焦った彼は、すぐに部屋の隅々を確認しました。しかし、現金やパソコンなどの貴重品は一切盗まれていません。気味が悪くなった彼は、翌日、室内に防犯用の見守りカメラを設置しました。カメラの映像は、スマートフォンのアプリからリアルタイムで確認できる仕組みです。数日後の講義中、彼のスマホに「動体を検知しました」と通知が届きました。慌ててアプリを開き、画面を凝視します。画面には、誰もいない静かな彼の部屋が映っていました。「誤検知か」と安心したその瞬間、画面がゆっくりと動きました。カメラは自動首振り機能付きで、動くものを追尾する設定にしていたのです。カメラのレンズは、部屋の真ん中から、徐々に天井の隅へと向かっていきます。そして、部屋の角、天井のすぐ近くでピタリと動きを止めました。そこには何も映っていません。しかし次の瞬間、画面の端から、ボサボサの長い髪と、不自然に剥き出しになった人間の目がゆっくりと、天井から逆さまに降ってきたのです。カメラの自動追尾機能は、その「何か」の顔を画面の真ん中に捉え続けました。画面の向こうの目は、カメラのレンズを通して、じっと彼のことを見つめていました。
現実にわありません

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