人の悩みは人間関係の悩みである、そうアドラーは言っています。
自分は周りのことを考えながら行動しているのに、あの人はどうして自分のことしか考えないのか、そう思ってイライラしてしまう
ギスギスする、空気が悪くなるくらいなら、自分が我慢すればいい、そう思って、いつまでも貧乏くじを引き続けてしまい、ため息ばかりが出る毎日。
みんなと同じことをしていれば、変に目立つことはないし、仲間外れになることもない。 「あいつ変なことしてる」なんて後ろ指を指されることもない。
人間関係が嫌なら、誰とも付き合わなければいいのに、それはそれで寂しいし、自分が付き合いたい人だけ付き合えばいいと思ってもできない。
人間関係の本を読んでも、自分には当てはまらないことばかりで参考にならなし、他の人に話を聞いてもらっても気持ちをわかってもらえない。
■人間関係に悩みながら生きるのはしんどい
人間関係の悩みを抱えたまま生きていくのはしんどいです。 人間関係の悩みの原因の一つに「相手がどう思っているかがわからなくなっている」ことがあります。
「コミュニケーションが大事」と声高に叫ばれていますが、 「何を話せばいいのか」がわからない、会話をすること自体が苦痛になっているということも。
まずは人間関係の煩わしい悩みの原因解消が最優先なのにも関わらず「雑談力を高める」や「正しい話し方」といった”方法論”に手を出してしまう。
いまあなたが何を求めているのか、すぐに言えますか? 言えるあなたはもう大丈夫です。ここで読むのをやめましょう。
もし「わからない」なら、続きを読んでください。
自分の求めているものが何かわからないというのは、自分の声を無視し続けてきた結果です。 「本当はこうしたい」 「でも、周りのみんなは○○だというから」 「ここで周りと違うことして仲間外れになりたくないから」 と、周囲の空気を読み続けていませんか? 空気を読んで、顔色を窺って、言い知れぬモヤモヤを抱える毎日を卒業するには”とってもシンプルな方法”があります。
■モヤモヤした毎日からハレバレした毎日へ
とってもシンプルな方法…それは「自分で決める」ということです。 モヤモヤしている状態というのは、自分がどうしたいのか、何を望むことがわからなくなっている状態と同じなんです。
「自分のことは自分で決める」と言われても、実際にやろうと思うと難しいですよね。
そこでアドラーの教訓から、毎日の生活にどのように使っていけばいいのか? 具体例を織り交ぜながら説明します!
■講師 日高洋平 【保有資格】上級心理カウンセラー、メンタル心理カウンセラー
大学卒業後に流通業界に就職、様々な業界の店舗スタッフを経て店長として店舗運営を経験。
企画の仕事の一貫で、健康やダイエットに関するセミナーの講師、個別の健康相談を担当。
1万人以上の相談に対応している中で、心と体の相談には共通する部分が多いことに気づき、自分らしくいる 、なりたい自分になるためのカウンセリングを実施。