デモサイトはいい感じなんですが、とても遅くて重たく感じます。それが不安ですとよくいわれます。
また、サービスには満足していますが、サイトが重いです、なんとかなりませんか
とも言われます。
しかしそれはほぼ、運用しているサーバーの問題です。
みんなほとんどがレンタルサーバー、共有サーバーです。
速度の不満を解消するなら、高価な専用サーバーで運用してください。
レンタル共有サーバーは共有者が占有している割合や時間帯が多くなれば速度は落ちます。満員電車のような状況です。乗客が少なければ少しはマシです。それで満足できなければ貸し切り電車、プライベートジェット(高速専用サーバー)にする必要があります。
レンタル共有サーバーの公開されているスペックや数字は立派ですが、実際にそこまでの能力はありません。車の速度や燃費の宣伝のようなものです。
「それでもブログや会社案内サイトだともうちょっと速く表示されている」
それは機能の少ない軽いサイトだからです。
アクセス数の少ないサイトだからです。
(アクセス数が多くなると繋がりにくく、重く、遅くなります。なので大手サイトはサーバーコストが天文学的なのです。)
私も、数年前は評判が高かった共有サーバーのビジネスプランのようなものを複数契約していますが、最近ではすっかり遅く、重く感じるようになってきました。共有サーバーのサービスというのは新規には優しいが、一度契約した者には冷たいのです。昔のスペックのまま放置されます。性能があがったといっても大抵は容量です。速度は容量ではなくメモリ、転送量が上がらないと意味がありません。パソコンやスマホと同じです。ハードディスクを増やしても速くはならないはずです。メモリを増やしたり、最新の機種にしないと速くならないはずです。
サーバーのスペックを増強しましたと言っても、それはこれから新規契約する人向けです。昔から契約している会員は古いスペックのまま放置されます。
貴殿のサイトの負荷が高いから、もっと高額なサービスに移行してくださいと連絡が来たり、勝手に価格改定されて値上げされたりもします。
共有サーバーに多くを詰め込み過ぎた自分のせいでもあるので、せめてBuddyBossで構築したサイトくらいはと
こちらに移転させました。
これが「シン・レンタルサーバー」に導入したBuddyBossのスピードです。
しかし、多くの機能を紹介したくて統合できるプラグインを詰め込み過ぎていますし、その他BuddyBossやPeepSoのサイトを10個くらい移転させているので、シンプルにBuddyBossをひとつ運用するよりは重く、遅くなっています。共有ですのでサイトを増やすほど遅くなります。
このサイト自身も、ドメインが示すように、同じ「シン・レンタルサーバー」です。ただのブログにいくつかのプラグインやSureCartを入れているくらいなので、この程度のサイトであれば速度に不満はありません。
今現在では「シン・レンタルサーバー」はWordPressを使った共有サーバーではかなり速いほうだとおもいます。移行作業等をすればわかります。転送速度が他より速いです。
それでもどうしても移行出来ない、しづらいサイトもいくつかあり、契約サーバーは増える一方です。
これがひとつの基準です。
ロリポップ
ヘテムル
さくら
Conoha
MixHost
カラフルボックス
JetBoy
お名前ドットコム
Xサーバー
各社、色々なサービスがあるので、どれがとはいえませんが、そのような格安共有レンタルサーバーは速度という点では「シン・レンタルサーバー」に劣ります。「業界一」「日本一」「圧倒的」みたいにどこも書いていますが、何の根拠もありません。
共有サーバーで速度にこだわるのは、公共の満員電車に速く走れと言っているようなものなのです。それで多くの人はキャッシュプラグインで何とかしようとしますが、サイトがあれこれおかしくなりだします。
私は、それなりのコストで、速度に悩む時代が終わり、使用料などで従量課金する時代も終わり、サクサク、使い放題の回線環境が来る日を待ちます。それが国の発展の指標です。
遅いとか重いと悩むのは、回線環境が貧弱だからです。
そんなことに制限をかけたり課金したりして儲ける事業を守るよりも、高速回線フリーにした方が開発が進み、経済の発展、国の発展に繋がります。